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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「秀。私は秀のものだよ。秀以外、誰のものにもならない。秀なら、何をしてもいい」
その艶めかしい肢体を桜色に染め、切なさに堪えながら、泉夏は言った。
「その代わり、秀は私のものだって思っていい?思っていてもいい?ずうっと一緒にいれるよう、もう二度と離れないように-」
-私も秀を束縛してもいい?
冗談めかして笑う泉夏に、秀王は虜となる。
『束縛していいか』だなんて。
聞いた自分の方がものの見事に、彼女に囚われている。
一緒になんて、頼まれなくても。
離すわけがない、頼まれたって。
こんな彼女と。
こんな愛しい彼女と。
一緒にいたいに決まってる。
離れたくないに決まっている。
彼女と巡り合わせてくれた運命に、感謝せずにいられない。
自分を選んでくれた彼女に、感謝せずにいられない。
その艶めかしい肢体を桜色に染め、切なさに堪えながら、泉夏は言った。
「その代わり、秀は私のものだって思っていい?思っていてもいい?ずうっと一緒にいれるよう、もう二度と離れないように-」
-私も秀を束縛してもいい?
冗談めかして笑う泉夏に、秀王は虜となる。
『束縛していいか』だなんて。
聞いた自分の方がものの見事に、彼女に囚われている。
一緒になんて、頼まれなくても。
離すわけがない、頼まれたって。
こんな彼女と。
こんな愛しい彼女と。
一緒にいたいに決まってる。
離れたくないに決まっている。
彼女と巡り合わせてくれた運命に、感謝せずにいられない。
自分を選んでくれた彼女に、感謝せずにいられない。

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