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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
今日からは。
今夜からは。
考えなくていい。
もう、気にしなくていい。
今日はいつまで一緒にいられるとか。
今日の次はいつ逢えるとか。
もう何も考えずに、ただこうしてる。
好きなだけこうしていたい。
ずっと、こうしていられる-。
それまで聞こえていた色を含んだ声と吐息が、不意にやんだ。
彼女から身体を離した秀王は、予想外の出来事に驚いてしまう。
どう見ても嬉しさとは真逆の歪んだ顔をした、彼女。
興奮するあまり、背中を強く押し付けてしまっていただろうか。
それとも箍(たが)が外れたように唇を貪られ、厭きられてしまった?
帰国して早々に彼女の泣きそうなそれを目の当たりにし、動揺してしまう。
深い後悔の念に陥る寸前。
背にいきなりしがみつかれた。
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