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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「泉夏が俺でいいと言ってくれるのなら、ずっと一緒にいる。これからは、もうどこにも行かない。俺が…一緒にいたい。泉夏といたい。いつまでもずっとこうしていたい」
「先生でいい。先生がいい。先生じゃなきゃだめなの」
-明日も明後日もその先も、ずっと側にいて。
囁かれ。
自分を激しく欲してくれた彼女の濡れる目尻に、頬に触れ。
最終的な到達点に、秀王は自らのそれを寄せた。
出逢って三年目の春。
奇跡のように実った恋だった。
けれど、それから『恋人』として実際に逢えた日は、数えられる程度の少なさで。
身体を繋げた日も、当然のように少ない。
だけどその分、もう幾度、唇を重ねたか知れない。
全ての足りなさを補うように、口付けた。
その度に、胸の奥に愛しさが押し寄せる。
それは、今日も変わらない。
今夜はいつにも増して、愛しくて、可愛いかった。
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