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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
帰って来ると約束して、結局一年かかってしまったけれど。
一年前と同じ気持ちで、自分を今日まで待っていてくれた。
これからずっと大切にしたい。
これからずっと大事にしたい。
今までしてあげれなかった事全部、これからなんでもしてやりたい。
望むならどんな事でも、叶えてあげたい。
一緒にいるに決まってる。
明日どころか。
明後日どころか。
もしも自分の願いを聞き届けてくれるのなら。
永遠にいたいって-。
背に回っていた泉夏の右腕を、秀王は優しく引き離した。
彼女の手に自らの左手の指を一本一本絡め、秀王は確認するように呟いた。
「一生大事にするって言ってくれた」
「…うん」
何を言われているのかを察した泉夏は、恥ずかしがりながらも頷いた。
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