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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「一緒に入る?」
聞き間違い?-思わずまじまじと彼を見れば、ただ笑うだけだ。
紅潮して泉夏は俯き、ほんの微かに首を上下に振った。
羞恥に染まりながらも、最大限の勇気を出したはずだった。
なのに。
「…本気で?」
まさかの念を押されてしまう。
泉夏は信じられない気持ちで、彼を非難する。
「…からかった?」
軽い冗談のつもりで言っただけかもしれないが-自分は完全に本気にしてた。
滅茶苦茶頑張って、それに応えようとしたのに。
恥ずかしかったけど、ちょっと-結構、嬉しかったりもしたのに。
表情が険しくなりかけた泉夏の耳に、意外な言葉が届く。
「いや-」
-勇気を出して訊いた。
白状する彼に、泉夏は釘付けとなってしまう。
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