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桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
でも。
折角先生に逢えたのに、結局何も言えないままだった。
それに。
私が誰とどうなろうが、悲しいけれども、先生は何とも思わない。
残酷な現実。
けれど。
でも、もし。
もしも、誤解されていたら-。
それを思うと、一刻も早くひとりになりたかった。
でも麻衣は、電車の発車までコンビニで時間を潰すと言うし、。
泉夏の方は心配性の兄がいる為に、一刻も早い電車に乗らないといけない。
他の仲間達もそれぞれに散り、気付けば彼とふたりだけ-。
横断歩道を渡る間際、歩行者用の青信号が点滅する。
小走りで間に合わせようとしたのに、大樹がそれを止めた。
「危ないから、待とう」
「…だね」
もやもやした思いが増殖する。
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