この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
『一緒に入る事』を前提ではなく。
求められて服を脱がされたのだと、その丹念な口付けで泉夏は悟る。
綺麗な身体になってからがいいに違いなかった。
けれど最終的には、いつもこうなってしまう。
火のついた身体は、お互いでしか鎮める事は出来ない。
「あ、カーテン-」
スリップの隙間から手を入れられ、ブラジャーの金具を外された時。
泉夏は現実に引き戻された。
夜景を眺める為にいくらか開けていたカーテンが、そのままだった事を不意に思い出す。
半ば強引にキスを中断し、背後に向き直る。
最上階だし、可能性としては低いだろうけど、数分の間とはいえ下着姿を外界に晒していたかもしれない自分。
恥ずかしさに身悶えながらも、どうにかカーテンを閉め直す。
安堵の息を吐(つ)いたのも束の間。
後ろから抱きつかれ、スリップとブラジャーの肩紐が右肩から外された。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ