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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「また可愛くなった?」
長い長い接吻の後(のち)真顔で問われる。
何を訊かれているのか-泉夏は解せず、首を傾げる。
ぽかんとしている泉夏に、秀王は困ったように笑った。
「今日久し振りに泉夏に逢って、前よりもっと可愛くなった気がした。見詰められると…いつにも増して、どきどきして仕方がない」
間近に迫られ、泉夏の狼狽え度は半端ない。
あまりに恥ずかしくて、顔がどんどん染まってゆく。
そんな彼女などお構いなしに、秀王の話は続く。
「泉夏の事は可愛いって、前からとっくに思ってる。それだって、どきどきしてしょうがなかったのに。これ以上はあんまり…可愛くならないで欲しい。どうしたらいいのか、ほんとに分からなくなってしまう」
-泉夏はいつも、俺を乱してばかりだ。
苦笑しながら責められて、泉夏の裸体までもが赤く変化してゆく。
多分彼は、本心から言ってくれてる。
しかし言われた当人は-なんて返したらいいのか、激しく悩んでしまう事態となる。
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