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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「あん…はあっ」
剥き出しの泉夏の背中に秀王の唇が伝い、赤い接吻の跡が無数に咲く。
彼と共に押し潰している突起は、熱く痺れ。
複雑な肉襞の中はもう二度と彼を離す気などないくらい、きつく絡んでいた。
果てそうなくらいに悶えていれば、それが急に楽になった。
思考が働かず、暫く訳が分からずにいたが-ほどなく悟る。
彼が自分から手を離していた。
それにより自らの指先もそこから外れ、狂おしいまでの快楽から解き放たれていた。
「せんか…」
掠れた声で呼ばれ、泉夏は少しだけ後ろに顔を向けた。
「大丈夫?」
何回目かの確認だったが、今更もいいところだった。
「…大丈夫なんかじゃない」
泉夏が恨めし気に呟けば、彼が笑った気配がした。
「大丈夫?」
『大丈夫じゃない』と告げたばかりなのに、まるきり同じ質問が繰り返される。
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