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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「うん。具体的な日にちまでは決めてはなかったけどね。…さっきの泉夏の話を聞いていて、行くなら今かなって思った。昔と完全に同じ立場ではないけれど…『あと一回』を叶えてあげる事は出来るかなって。だから、決めた。明日…いや、もう今日か」
苦笑し、秀王は言い直す。
「今日、一緒に行こう?」
抱き締められた腕の中で、泉夏は強く頷いた。
正直、もう無理だと思ってた-色んな事が。
それがこの一年で真逆となり。
昨日から更に大きく変わろうとしている-もっと、いい方向へ。
そして-。
「…いく」
自然、吐露していた。
「行きたい。先生と一緒に」
願いを口にし、泉夏は自らの手を彼の背に回す。
抱かれるだけの一方通行の状態から、互いに抱き合う格好となった。
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