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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
泉夏は居心地の悪さを感じていた。
彼は、何を訊きたいのだろう?
彼は、本当は何を?
訊いてもいいのだろうか-悩んだその時、前方に見覚えのある大きな建物。
「久し振りだ」
秀王は懐かしさに思わず、双眸を狭めた。
泉夏にとっては春休み中とはいえ、通い慣れた場所。
知らず、繋いだ手と手に自然と力が入った。
どちらからともなく、互いに見詰め合う。
そして、数秒後。
「行こ、先生」
初めてふたりが出逢った、懐かしの場へ。
泉夏は笑って、彼を促した。









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