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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
何度彼に、恋に、堕ちればいいのか-果てを知らない自分に、いい加減呆れてしまう。
でも。
だって。
その瞳に。
その唇に。
その指先に。
その吐息に。
その温もりに。
その声に。
その匂いに。
何度だって、勝手に反応してしまう。
何回だって、躊躇なく欲しがってしまう。
こればかりは、もうどうしようもない。
これからも、いつまでも、彼に夢中になり続ける-。
あまり見てると、すぐにその双眸に吸い込まれそうになる。
泉夏は慌てて、肩にかけた鞄からペットボトルを取り出そうとする。
その時。
強めの春風が、ふたりを激しく包み込んだ。
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