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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「だって、可愛いから」
-見てしまう。
得意のひとことを放たれ、弾かれたように泉夏は面を上げた。
「何かって言うと、秀はそればっかり。本当にそう思ってる?子供扱いしてるだけ?」
「この世で一番可愛い彼女だと思ってる」
「…」
「今すぐ抱き締めたいって思ってるくらいには、おとなの女だと思ってる」
「えっ」
「抱き締めてもいい?」
真顔で言われ。
泉夏は大慌てで、頭(かぶり)を激しく振った。
「だ、だめ…!」
雰囲気に流されて、さっきはキスもしてしまったけれど。
ここは大学の構内で。
いくら学生は殆どいないとは言え、やっぱり良くない。
知り合いに絶対、見られていない保証はないのだ。
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