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桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
「麻衣も度胸あるよね。あの姿見て、初対面でそう思うなんて」
泉夏は苦笑いを浮かべる。
「見た目で判断しないよ!とっても優しかったじゃん」
麻衣の力説に意外にも同意したのは、教室を後にしようとしていた秀王だった。
「それは言えてる。あんな派手に装ってるが、昔から凄くいい奴だった」
去り際に泉夏を捉えた彼の瞳が、何かを言いたげだったのは-気のせいか。
いい奴-そんなの、もう十分過ぎるくらい知っている。
秀王の背中を見送りながら、泉夏は心の中で呟いた。







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