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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
「あ、でも、それ分かる気がする。彼女も欲しいけど、こいつらとつるんでるのも、すげー楽しい…ま、そんな訳で俺らも男同士で、明日集まるんだけどな」
どっ、とその場が沸く。
クラスメートの輪の中で、泉夏もつられて小さく笑う。
友達といると楽しい-確かにその通り。
明日の麻衣のアパートでの持ち寄りパーティは、凄く楽しみ。
その気持ちは本当。
でも-。
緩やかにカールがかかった毛先を指先に絡ませ、泉夏は誰にも知られぬよう、そっと溜め息を吐く。
「流川」
名を呼ばれ、我に返る。
「伊東君-」
いつの間にか隣りに、大樹が腰かけていた。
麻衣達は雑談に花を咲かせ、笑い合っている。
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