この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
「いや、俺が余計な事言ったから。…こっちこそ、ごめん」
大樹も同じように頭を下げてきた。
明日から冬休み。
クリスマス。
大晦日。
様々な楽しみを前に、熱気に包まれた喧騒の中。
二人の間だけには静かな空気が流れる。
冬は十日程の休みだが、また確実に逢えない日が続く。
その後授業は再開されるけど、一週間だけ。
すぐに後期試験があり、今度はまた長い春休み。
殆ど逢う事の敵わないまま、一年前の出逢いの季節がまた巡ろうとしている。
どうしよう。
どうすればいい。
逢えない、逢えないと嘆いて、春まで待つの?
どうする、私-。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ