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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
罪悪感を感じ、その思いを塗り潰すように口を開く。
「そろそろ始めたいのだが」
「あ、はい!」
テキストやノートを用意し、席に着こうとした泉夏を秀王は制した。
「…何故そこに?」
「え?」
「どうしてそこに?」
「どうしてって…」
彼が何を言っているのか、泉夏はまるで理解出来なかった。
戸惑っていると、再度声をかけられる。
「そこに座られると正直、位置的に教えにくいのだけれども」
「あ…」
彼の真正面に座るだなんて、思えば今まで一度もなかった。
だから無意識のうち、斜め前に着席しようとしていた。
そんな自分に言われて初めて気付いたが、緊張のあまりなかなか動けない。
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