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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
「何?どんな人?同じ大学の人?」
「う、うん、まあ…そうかな」
冷や汗をかきつつ、泉夏は返答する。
「思いきって告白してみたら?泉夏ちゃん可愛いから、絶対成功するわよう!」
「あ、うん、まあ…そのうち?」
曖昧に相槌を打ち、なんとか別の話題に切り替えようとする。
「私の事より。おばちゃんの息子はどうなの?」
「え?あの子?」
途端に百合子は嫌そうな表情(かお)をする。
「あの子もねえ、元は悪くないんだから、もうちょっと人並みにまともになってくれさえすればいいんだけど」
あの子-例え今は社会人として仕事を熟していたとしても、母親にしてみればいつまでも子供は子供のままで。
百合子は深々と溜め息を吐く。
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