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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
そして多分99.9%、良くない方向に進んでしまうだろう事。
1%に賭けれない。
1%になんか賭けれない。
好きでいる事も拒絶されたら、もうどうしたらいいのだろう。
「何度でも言う。泣くなよ」
なんでいつも自分といる時に-平静を装いつつ、龍貴は内心肝を冷やしてる。
「…泣きそうだけど、泣かない」
「頼むよ」
吸い終わってしまった煙草の追加は許してもらえなそうなので、龍貴は仕方なくガムを噛む。
運転中なので前方をじっと見ながら、龍貴は口を開く。
「お前が恐らくメールも電話も出来ないのは、最初から予想済みだ。だからもし俺に悪いと思ってたりするのなら、全く気に病む必要はない」
「え…?」
「まあ、ちょっと特殊な関係だから?立場とか考えると難しいかな?とか、流石の俺でも考えたし。だからなんでもない事でいちいち悩むな」
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