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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
そして席替えを有無を言わさず強要し、泉夏を通路側に、その隣りに自分が腰を下ろした。
そうなるともう龍貴の隣りは大樹しかおらず、後は適当に座り直した。
まあ、この人がたまにわけが分からなくなるのはいつもの事か-泉夏を含めた全員で、龍貴の言葉を待つ。
別に-龍貴は口を開く。
「別にもう怒ってない。ってか、さっきはちょっとうるさいくらいで俺も大人気なかった。ごめんね、えと…」
-誰だっけ?
龍貴は泉夏にこっそり耳打ちする。
「…伊東君」
名前くらい憶えておいてあげなよ-泉夏は頭が痛い。
「ごめんね、伊東君…と、お友達」
ようやく龍貴の笑顔が見られ、その場にいた一同が心の底から安堵する。
場の雰囲気がようやく和みだす。
迫力も勿論あるが、不思議と周りにいる人間を惹きつける魅力が龍貴にはあった。
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