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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
食堂で麻衣と並んで昼食をとっていると、声をかけられた。
振り返ると、大樹と友達がいた。
「隣り、座ってもいい?」
頷くと、トレイを持った二人は着席した。
席に着いた早々、大樹は話し始めた。
「流川、この間はご馳走様」
ううん-笑って、泉夏は首を左右に振った。
「お金出してくれたの龍だし。私、あの日お財布すら持ってなかったんだ」
「お兄さん色々と凄いよね。男の目から見ても十分かっこいい…あ、お兄さんではなかったんだっけ」
「私もずっと『龍お兄ちゃん』って呼んできたから、それでいいと思うよ」
「え、なになに、何の話?」
麻衣が身を乗り出してきた。
「この間偶然ファミレスで流川とお兄さんに会って。一緒にご飯食べたんだ」
大樹の説明が終わらぬ間に、麻衣は叫んだ。
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