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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
「…流川?」
大樹の呼び声に、我に返る。
食堂のざわめきが耳に戻った。
「あ、ごめん…なんの話だっけ?」
泉夏は無理矢理笑みを作る。
「だから、龍貴さんの話だよ~!」
麻衣が焦れったそうに言う。
「あ、ああ。龍ね」
偶然にも龍貴の事を思い出していたので、ちょっとだけ焦る。
「今度ご飯に行く時は、絶対に私も誘ってね」
「了解」
泉夏は笑い、首を縦に振る。
「女の人大好きだから、麻衣が一緒だと喜ぶよ」
「やったあ~」
上機嫌で麻衣はサンドイッチの残りを頬張る。
大樹の呼び声に、我に返る。
食堂のざわめきが耳に戻った。
「あ、ごめん…なんの話だっけ?」
泉夏は無理矢理笑みを作る。
「だから、龍貴さんの話だよ~!」
麻衣が焦れったそうに言う。
「あ、ああ。龍ね」
偶然にも龍貴の事を思い出していたので、ちょっとだけ焦る。
「今度ご飯に行く時は、絶対に私も誘ってね」
「了解」
泉夏は笑い、首を縦に振る。
「女の人大好きだから、麻衣が一緒だと喜ぶよ」
「やったあ~」
上機嫌で麻衣はサンドイッチの残りを頬張る。

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