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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
そんな親友を微笑ましく思いながら、泉夏もトレイに載せたランチを食べようとし、
「流川」
大樹に再び名前を呼ばれ、泉夏は顔を右側に向けた。
「あのさ、お兄さんって…流川の事好きなのかな?」
「えっ」
意表を突いた問いに、泉夏は面食らう。
「龍が、私を?どういう…?」
何を知りたいのかが分からなかった。
「そのままの意味。お兄さんって流川の事好きなんじゃないかな」
「…恋愛の意味でもし言ってるのなら、それは違うよ。龍は私を大事にしてくれるけど、妹みたいな感じ?」
「…」
「まあ、女の人には誰でも優しくするから、時々あれっ?って思う時があるのかもしれないけど」
泉夏の答えに納得したのかしないのか-大樹は小さく笑っただけだった。
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