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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
大樹に告白された事は何となく麻衣にも話していたので、途中で口を挟む事むなく、横で黙って聞いている。
大樹の隣りの友達も何も言わないところを見ると、なんとなくその辺の事情は知っているのかもしれなかった。
『伊東君と、付き合ってみたら?』
龍貴は言ったけれども、もしも付き合ってみたら、私のこの胸は高鳴るようになるのかな?
今日逢ったばかりなのに、また明日も逢いたいと、切なさに泣くような夜がやってくるのかな?
こんなに近くにいるのに、今は何も感じない。
クラスメートの一人。
それ以上でもそれ以下でもなく。
最初は正直いい印象はなかったけれども、少しずつ彼の良さも知ってきているから嫌いではない。
性格も見た目もそう悪くない-現に『大樹がいいな』と言う、女の子の話も聞いたりする。
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