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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
『病院に行くって』-大樹の一言が、実はずっと気になっていた。
本人が否定してくれて、やっと安心出来た。
龍貴も言ってた通り、思い過ごしだったのだろう。
全くわけが分からない様子の秀王に、ちょっと申し訳ないなと思いつつ、泉夏は次の質問をする。
「…シロの事なんですが」
消え入りそうな音量で、呟く。
こちらの問いも彼の予想外だったらしく、秀王は面白そうに頬を緩めた。
「あの時でもう終わったと思っていたが」
「わ、私の中では全然終わってませんっ」
泉夏が思わず語気を強めると、横から麻衣も入ってきた。
「はいは~い!私の中でも終了していませ~ん」
秀王の顔に厄介だな-心の内がつい、表れてしまっていた。
「先生今、私の事うるさいのが来たって目で見てた!ひど~い!」
目敏い麻衣が抗議する。
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