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桜の季節が巡っても
第1章 心恋の春
将来、人類の役に立つ何かを成し遂げたい-きっとそう考えて、日々研究に励んでいたりするのだろう。
対する自分は。
薬学部に入学したのだって、幼い頃から薬局に勤めている母親の後ろ姿を見てきたからだ。
そう遠くない未来。
結婚してもしなくとも、誰に頼る事なく経済的に自立して生きていきたい。
現に母親は、自分がまだ小学生の頃に病気で夫を亡くしてからも、私と兄を立派に育てて大学まで行かせてくれた。
そんな母に出来る限りの親孝行をしてあげたい-その為にも、やはりお金は大事だ。
母子家庭に育ってきたから尚更そう思う。
自分がやらなければならない事-それは一生懸命勉強し、最終的にはきちんと就職して母親を安心させる事だ。
その為に選んだ大学だった。
勿論、興味や一生やりがいのある仕事が出来る-そう思ったのは大前提だけれども。
そんな自分の考えが恥ずかしいとも、間違ってるとも決して思わない。
対する自分は。
薬学部に入学したのだって、幼い頃から薬局に勤めている母親の後ろ姿を見てきたからだ。
そう遠くない未来。
結婚してもしなくとも、誰に頼る事なく経済的に自立して生きていきたい。
現に母親は、自分がまだ小学生の頃に病気で夫を亡くしてからも、私と兄を立派に育てて大学まで行かせてくれた。
そんな母に出来る限りの親孝行をしてあげたい-その為にも、やはりお金は大事だ。
母子家庭に育ってきたから尚更そう思う。
自分がやらなければならない事-それは一生懸命勉強し、最終的にはきちんと就職して母親を安心させる事だ。
その為に選んだ大学だった。
勿論、興味や一生やりがいのある仕事が出来る-そう思ったのは大前提だけれども。
そんな自分の考えが恥ずかしいとも、間違ってるとも決して思わない。

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