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桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
コンビニから急いで追って来たのも。
往復しなきゃならないのに、わざわざ自分の家を超えてまで一緒にいてくれるのも。
私を心配してなんだな-それが分かると、多少の悪ふざけも許せてしまう。
やっぱりあんまり言いたくないけど、かっこいいんだよな、これが-ぼんやり思っていると、視線を受けた龍貴がこちら側を向いた。
焦って目を逸らす。
意地悪く微笑んでいるに違いなかった。
「な、何よ?」
わざとつっけんどんに訊く。
「俺、何も言ってないけど?」
「…言おうとしてる」
「何を?」
「知らない」
「ふ~ん?」
素知らぬ振りをする龍貴に『かっこいい』って思ったの撤回!と思う。
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