この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
「なんか怪しい感じだな」
アドレスを入力し終え、適当な短文をとりあえず送信した龍貴は、スマホをテーブルの上に置いた。
「怪しい…?」
泉夏は龍貴の言葉に反応する。
「着信拒否されてるのか、連絡先を去年からまた変更したのか、部分的に書き間違えてしまったのか-或いは」
龍貴は泉夏を見据える。
「教える気なんて全くなくて、最初から適当に書き記したか」
「…!」
「なんかこの有り得なさそうなアドレスを見てたら、ふと思った」
「初めからって…なんで、どうして…そんな事」
あまりの衝撃に、上手く喋れない。
「それは俺も知らないけどさ…あ、受信メール」
龍貴は画面を確認する。
宛て先不明-泉夏の時と同じだ。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ