この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
「今更の話だけど。こうなる前に一回、実際に連絡とっとけば良かったよな。まあ、お前は無理にしても俺が。そうすれば少なくとも、この番号とアドレスが正しいかどうかは分かった」
「……」
「なんかおかしい気がする…くらい言っててくれればな」
「だってまさか嘘のアドレスだなんて、流石に思いもしないよ」
「あくまで俺の想像だけどな。まあ、普通は教えないよな」
龍貴はスマートフォンのバックライトを消した。
「となるとやっぱり、また連絡先を変えたのか?」
-何か、それも釈然としない。
電話は話し中とはいえ応答は一応ある。
こんなにかけていたら-例え今は他人の番号となっていたとしても、その誰かが出るはずだ。
知らない電話番号に最初は警戒していても、何十回も着信がつけば、そのうちに実は自分に関係あるのでは?と通常なら思いそうだが。
初めから知らない番号は拒否設定にしてたら、確かに履歴も残らないけども。
キャリアを乗り換えても、同じ番号を引き継ぐ事だって出来る。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ