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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
「090…」
唇が番号を紡ぐ。
「aj7…」
なんの意味も持たない、まるでその場で適当に考えたかのようなアドレスも、もうすっかり空で言える。
覚えていたところでなんの役にも立ちはしないのに。
それでも。
この名刺を捨てる事は出来ない。
一度刻んでしまった記憶を消す事も出来ない。
「….sir@docomo.ne.jp」
言い終え、再び、嘆息する。
ラインは使用していないのか、それとも許可していないのか-電話番号で検索しても引っかからなかった。
全くの嘘をあなたは書いたの?
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