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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
sir-アットマーク前の短い三文字。
英単語として読むなら、ここだけ唯一、意味をなしている。
男性に対する敬称または、改まった呼びかけ等の意味がある。
生徒から先生を呼ぶ際にも使う単語-確かに先生だったけれども。
だから何?
いつも考え始めるときりがない。
どうせ答えなんか出ないのに。
いつまで私、こんな事してるんだろう。
ベッドから起き上がろうとし-ふと、最後に一文字足してみたら?と思い立つ。
rのあとに、もう一文字。
書き忘れた-そんな事あるわけないのに。
あの完璧過ぎるあのひとが、自分のアドレスを一文字抜かして書いてしまっただなんて。
限りなく有り得ない-分かってる。
でも。
どんなに馬鹿げていても。
どんな方法でも。
片っ端から試してみるしか-もう、自分には残されていなかった。
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