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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
「先生、どうして大学を辞めてしまったの?どうしていなくなってしまったの?先生がいない大学は…とても淋しいです」
こうしてあなたとふたりでいる時間は、ずっとずっと夢にまで見てきたけれども。
大学の廊下で。
講義室で。
桜の木の下のベンチで。
あなたの姿がどこに行っても見つからない。
どんなに探しても、あなたに胸を高鳴らせる場所は大学のもうどこにもない。
こんなにまであなたが近くにいるのに、それだけで満足出来ないなんて。
大学の中でのあの狂おしいまでの切なさを、懐かしいとさえ思う私って?
近くのあなた。
遠くのあなた。
両方のあなたにいて欲しい。
私、きっとどうかしてる。
これ以上ない贅沢な時間(とき)を今、あなたに与えられているのに-…。
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