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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
「謝る必要は全くない。泣く必要も全然ない。そもそも誰も悪くない」
予想に反して、怒りとは無縁の優しい眼差し。
「…悪くなくはないはずです、私」
-少しも悪くないはずは、ない。
彼は優しさから、そう言ってくれてるだけだ。
泉夏の呟きを受けた秀王は少しの間思案し、言った。
「…そうだな」
「…」
「全然悪くなくはないな」
「…」
「今日は会った瞬間から泣いてばかりで、私をもの凄く困まらせている」
「…」
「どうしたら笑ってくれるのかをずっと考えている。…でも、どうしても解けない」
秀王は泉夏に顔を寄せた。
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