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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
「えっ」
慌てたような彼の声が背後でする。
でも、振り向いたらだめ。
「ちょっと、待って」
呼び止める、声。
待ったら絶対、だめ。
「待って」
強く掴まれる、左手。
捕らわれたら駄目なのに。
触れられた手に、過呼吸を起こしそうなくらいどきどきしてしまう、正直過ぎる胸。
止まってしまう足。
振り向いたら、本当にだめ-。
「どうして?」
手は離さずに、秀王は彼女の背中に訊いた。
「どうして、そこまで…?」
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