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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
泉夏の目頭が熱くなる。
「…はい」
何度も頷く。
どうにか堪える、涙。
「でも。男の趣味はいいとは決して言えないけどな。問題があるとすればそれくらいだ」
からかわれる。
そんなわけ、ないじゃないの-泉夏は心の中で、囁いた。
私こう見えても、人を見る目は多分ある方。
あなたを好きになって間違いなかった。
あなたは好きになって間違いなかった。
あの日。
あの時。
ほんの一瞬であなたを選んだ私を、褒めてあげたい-。
「先生も非の打ちどころのないひとでしたが、一つだけ欠点がありました」
泉夏の言葉に、秀王は無言で微笑んだ。
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