この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
「なんで伊東君?伊東君なんかと付き合ってないし!?」
「え、何?あんなに挑発してやったのに、まさか春からなんの進展もなく?…ってか、お前何気に今、すげー暴言吐かなかった?なんかってさあ」
伊東君かわいそう-そういう自分の方がよほどいつもからかって楽しんでいるくせに、龍貴は嘆く振りをする。
「え…って事は何?まさかまだ先生を引きずってんの?でも夏の始め頃にメールした時は、随分元気そうじゃなかった?」
「…その後に色々あったのよ」
泉夏は重い口を開く。
「色々?」
「一回…いや二回?逢えた」
「逢えたの?え、どうやって?」
興味津々で矢継ぎ早に訊いてくる龍貴に、再び泉夏は繰り返した。
「…だから、色々あったのよ」
「へえ?」
龍貴の口角が上がった。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ