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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
「いや、デートに誘ったじゃん。行きたいとこある?」
「ああ…そっか」
なんだか色々話してて、すっかり忘れてた-とは、言えない。
「夕飯にはまだ微妙に早い時間だしね-」
言いつつ。
最近食欲もあまり湧かないので、食事もなと思う。
なら後はどこに行けばいいのか-時間も時間なだけになかなか思い浮かばない。
「泉夏、お前ちゃんと飯食ってんの?」
ガムを噛みつつ、龍貴は訊いてくる。
「なんとかね。真夏の間はちょっとやばかったけど。ただでさえ暑くて食欲不振なのに、ショックも加わって、体重少し落ちちゃったな。…でも今は涼しくなってきたし、段々食べれるようになってきたよ」
あまり詳しく説明してしまうと必要以上に心配させてしまうので、控え目に伝える。
本当は今でも、以前と同じように食指が動くとは言い難い。
ダイエットなんか必要ないくらい-最も悪い痩せ方だけれども。
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