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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
大樹が赤い顔を上げる。
「いや…流川が怪我しなくて良かった」
微笑む。
刺激、あったかも-その瞬間、泉夏は頬に重ねて朱を乗せた。
やがて再びふたりに静寂が訪れたが、今度は不快なものでは決してなかった。
ゆったりとした足取りで駅まで進む。
「…その髪」
ようやく互いの興奮が治まった頃、大樹が静かに開口した。
「髪の毛、随分短くなったね」
「あ…」
泉夏は自らの頭に手をやった。
胸元より下まで伸ばしていた髪は、今はボブスタイルになっていた。
「…長い方が良かったかな」
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