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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
ここまで短いのは小学生以来で、未だに自分自身が慣れてなかったりする。
手入れはかなり楽になり、時間短縮に繋がって忙しい朝には大助かりなのだが-反面、このヘアスタイルが本当に似合ってるのか今更ながら心配だったりする。
大樹から指摘され、次の言葉が正直不安だったりした。
ばっさり切った理由についても触れてくるかなとも思ったが-それは一切なかった。
尤も、いちいち尋ねるまでもなく、そこはちょっと考えればすぐ勘づくかもだけど-。
長い髪をずっと見慣れてたから、初めて見た時はかなりびっくりしたけれど-大樹は前置きした上で、泉夏を優しく見つめて言葉を発した。
「今の方が、すげー可愛い」
折角治まったのに、またしても紅潮する頬。
恥ずかしくて、真面に彼を見れない-。
「…伊東君ってそんなキャラじゃなかったよね」
「そんなって?」
「口、上手(うま)過ぎ。褒めてもなんも出ないよ」
視線を逸らし、少し怒った口調で呟く。
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