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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
あなたの細い指先が私を初めて捕らえ。
私の手首に目に見えぬ恋の火傷の痕を永久に、まざまざと、残していった。
なんて酷い。
なんてひと。
あなたってなんてひと。
最後の最後まで、私の身も心も滅茶苦茶にしたままで。
いなくなってなお、こんなに私をしたままで。
あなたはきっと、とんでもない媚薬を私に使っていった。
あなたを想うだけで私、まだこんなにも乱れまくってしまう。
強力過ぎる。
いつになったら効果はなくなってくれるの。
違う。
薬なんかじゃない。
私は毒を仕込まれた。
あなたによって、それは甘美な恋の猛毒を。
あなたがいなくなっても永遠にあなたに服従せざるを得ない、最高に性質(たち)の悪い危険な毒-。
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