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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
歩行者信号が点滅している。
ふたり並んで、青になるのを待つ。
「流川、何食べたいんだっけ?」
「パスタ…あ、でも、男の人はあんま好きじゃないかな」
「好きだよ。美味しいよね。どこのお店がいい?」
「駅裏に麻衣とよく行くお店があるんだけど、そこでもいい?ちょっと遠いけど」
「勿論」
青信号となり、再び歩き出す。
「大学以外で連続して流川に会える事なんて今までなかったから、信じられない。しかも今日は、思いかけずふたりだけだし」
-凄く、嬉しい。
大樹は泉夏の横顔を見つめた。
視線は感じていたが、泉夏はそれを返さなかった。
受けると、余計にもっと何か重大な事を言われそうで。
それだけはなんとしても避けたかった。
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