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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
「泉夏は?」
なんにする?-麻衣の問いに、
「カルボナーラ」
泉夏は即答する。
「じゃあ、それを二つ」
程なく注文を取りに来た女性店員に、麻衣は告げた。
店員はオーダーを再確認してテーブルを去る際、泉夏を一瞥して行った。
「…『二日連続でカルボナーラかよ』って目で見られた」
泉夏は頬杖をつき、眉を寄せた。
だから別の店にしようって言ったじゃん-麻衣は苦笑いする。
「昨日ももしかして同じ店員だった?」
「もしかしなくてもそう」
「二日連続。しかも同じメニュー。どんだけこいつカルボナーラ好きなんだって話だよね」
「ね…」
重たい溜め息が口を出る。
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