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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
友達としては好きだけど-恋人の関係とかは、少なくとも今はやっぱり考えられない。
勿論嫌いじゃないし、これからどうなるかは分からないけど-足してはみたが。
大樹はそれでもいいと言った-だから今度、ふたりで出かけようと。
もう、断る事は不可能だった。
その流れで、なんだかんだで昨日で三度目。
一日目に偶然触れた瞬間から、手もさり気に繋がれた。
友達が、手なんて繋ぐ?
繋ぐ友達同士もいるのかな?
違和感を覚えたが、そう感じているのは自分だけで。
向こうはそう思っていない。
だからしてくるわけで。
最初からはっきりきちんと、断っておけば良かった-昨日後悔した。
嫌がらないのは、多少好意を持ってるかも-勘違いさせていたのかもしれない。
ってか、きっとそう。
なんだかほんと、あの秋の出来事以来彼はちょっと強気だった。
このままのペースはまずいかもしれない-泉夏は考えた。
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