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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
「…あのさ」
駅までの道のりで、大樹は開口した。
「今日とか明日…とは言わないから、休みの間に一日会えたら嬉しいかなって」
今日-クリスマスイブ。
明日-クリスマス。
もしかしたら、このどちらかにこそ会いたかったかもしれないけど、とりあえず彼はそれには触れなかった。
内心もしも言われたらどうしようかと思っていたので、その安堵感もプラスされ泉夏は了承した。
「いいよ。日にちは、後でラインでいい?」
「ほんとに?」
断られるのを想定していたのか、大樹は目を丸くした。
信じられないような面持ちだった。
「うん。あ、でも、大晦日とかお正月ってわけにもいかないし…そうすると日が限られるかも」
悩んでしまう。
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