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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
「伊東君、友達が帰って来たりするんじゃないの?」
「うん。一回会うかな」
「お正月に、ファミレスで偶然隣りの席になったよね」
あれからもう一年経つなんて。
「そういえばそうだったね…流川、お兄さんと来てたっけ」
「だね」
なるべくなら龍貴の話題は持ち出したくないのに、結構な確率で名前が上がる-気がする。
そんな頻繁には会ってもいないのに。
「お兄さん元気?」
名が出れば、大樹も話を振ってくる。
正直なところいつも気になっているのだが、毎回頻繁に尋ねるわけにもいかず。
我慢している分、ここぞとばかりに色々訊きたかったりするのが本音だった。
とりあえず導入は、当たり障りのないものから。
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