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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
「見間違いじゃなければ、さっきまた冷蔵庫にケーキの箱があったけど」
-食べる?
薄く笑う龍貴に、泉夏は力なく首を振る。
「夕飯が食べれなくなる」
「手土産決定だな」
龍貴は軽く鼻を鳴らし、テーブルにスマホを置いた。
「おじちゃんは?」
「そういや気配ないな。どうせゴルフか飲みかどっちかだろ」
「…なに、その興味なさ気な発言」
「親父のスケジュールなんかいちいち把握してないし。そもそもたった今起きたばっかだから、ほんとに知らない」
また寝てたのね-泉夏は頭が痛い。
「冬休みはいつまでなんだっけ?」
「今日…龍は?」
「明日まで」
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