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桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
「寝続けるの?」
「勿論。外は寒いし、出かけたってどこも混雑。だったら布団の中で休んでた方が一番いい」
龍貴の言う事も確かに一理あるが-それにしたって流石に寝過ぎなんじゃ?とも思う。
「お前は?」
「え?」
「どっか行った帰りだろ?」
「…まあね」
龍貴の問いに、泉夏は言い淀む。
「え、何?お出かけして来て楽しかった…って、雰囲気じゃないじゃん?」
茶化すような物言いに、泉夏は重い口を開く。
「…伊東君とね」
瞬間。
想像以上に、龍貴の目が輝く。
「…へえ?」
お馴染みの最高に黒い微笑みが張りつけられた。
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