この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第8章 忘却の冬
波風のない友達の関係すら、壊す可能性が十分あったから。
でも彼は友人としてではなく、恋人としての自分を望み-それに賭けた。
だからその後はなんの迷いもなく、唇が重なった。
暫しの口付けを終え、彼は言った。

『誰よりも大事にするから、俺と付き合って欲しい』

念の為に訊くけど-龍貴は考え込む泉夏の横顔を見た。
「伊東君が初めてだった…なんて事はないよね?」
「…違う」
「なんだ。じゃあ、別にいいじゃん」
安心したように、龍貴は笑顔を見せた。
「なんだって…私、真剣に悩んでるのに」
泉夏は眉根を寄せる。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ