この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第9章 邂逅の春
昨日の夜は、なかなか寝つけなかった。
早くにベッドに入ったのに目が冴えまくり-ようやく眠りに落ちたのは真夜中過ぎ。
なのに今朝は、五時にはもう目覚めてしまった。
脳が相当昂ぶっている証拠。
あのひとのせい。
興奮して身も心も、なかなか静まってくれなかった。
一晩明けても、治まる気配は全く感じられない。
だから嫌なのに。
なんで今更逢わなきゃいけないの。
なんで忘れる努力をしていたのに、また逢わなきゃいけなかったの。
なんでこんな偶然。
なんでこの季節に。
偶然を沢山欲しかったのは、一年生の頃。
大学という限られた空間の中でしか、あなたに接する事が出来なかったあの頃。
切ない片想いをし-でもまだ幸せだった、あの頃。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ