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桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
「ばっ…!私にまで色目を使ってこないでよっ。女なら誰でもいいんだから!」
「まさか」
龍貴はセブンスターを一本咥え、ライターを手にした。
「吸っていい?」
「臭いが髪の毛につくからやだ」
一応の確認だったのに、泉夏によって敢えなく拒否される。
愛煙家はどんどん肩身が狭くなるよなぁ-龍貴は淋し気に呟き、アクセルを踏む。
「うちの会社でも遂に、本社ビルも全階禁煙になったんだぜ。俺は最後まで反対したのに親父…会長が押切りやがってよ」
龍貴は恨めし気に呟き。
唇から離した煙草を箱に戻した。
ライターと共に、助手席の泉夏へ投げて寄越す。
咄嗟の事に泉夏は受け取るしかない。
「今はどこでもそうだよ。時代に逆行してないで、龍もそろそろ禁煙したら…高校生から吸ってるよね」
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